最速マシンと大会上位マシンの仕様

仕様が公開されてかなり参考になりますね。
 
技術の向上は、模倣と反発の繰り返し
 
ということで、
今やっているホイールベースの検討に・・・
 
大会上位マシンは、165〜210mm、
コーナーや車線変更後などは、ホイールベースが長いほうが
確実に安定しやすいが、その分、回転半径が最小のクランクでは
サーボ次第だが厳しくなる。
 
島津さんと河野さんは、そろって165mm、藤坂さんが168mm
回転半径が最小のクランクと高速性を考慮してこの長さなのか
 
サーボは、全ての車両がMaxon自作
定格が4.5[V]4[W]前後のものを
オーバードライブで9.6[V]で18.2[W]で使っているようだ。
 
ギア比は70:1前後
 
タイヤは、直径が35〜40mm、河野さんは55mm
ギア比とタイヤ直径をかけた比率だと
指定組は5前後、マクソン組は9前後
 
島津さんは5.4、河野さんは6.1、私は今のところ4.8、
(但し、モータ特性とどの速度域で最大トルクを出すかにもよるので
(一概には言えないが数字が小さいほど加速重視、大きいと最高速
 
続いて、重量
 
750[g]〜1300[g]
指定モータにおいては非力なので軽いほうが良いとは思うが、
力のあるマクソンでは多少重かろうが関係ないようだ。
グリップの面積は材質によってもコントロールできるし、
モータパワーとの関係が深そうだ。
 
島津さんのマシンは850[g]
レポートを見るとさらに軽くしたいと考えているようだ。
写真を見ると、結構な量の金属スペーサが使われているし、
部品の変更で軽くなりそうだが、フレームの剛性をどこまで求めているのか
それによって限界なのかもしれない・・・
平均速度3.6[m/s]の世界はまだ見当がつかない・・・
 
車軸の素材でお困りのようだが、私のお勧めはピアノ線。
3mmのピアノ線なんかは曲がったことないような気がする。
 
私の場合、前輪は2mm、後輪は3mmで使用している。
ただピアノ線は引き伸ばして作っているためコンマ数パーセント若干太区
精密なベアリングが通らないのでボール盤にでも取り付けてやすりで磨く必要がある。
またえらく硬く、鉄鋸でも切るのに時間がかかるため、
ペンチの刃の奥に挟み万力でぶちぎるのが早い。
ぜひお試しを、価格はφ3mmの50cmで100円程度